リーデルのワイングラスやデキャンタができるまで
リーデルのグラス工場を訪ねて 6
リーデル・シュネガテルン工場のデカンタ製作
「アマデオ」デカンタの工程
吹き竿の先端に付けた種に少し息を吹き込み、垂らしたり引張ったりしながら少しずつ伸ばしていきます。伸ばし終わったら「U」の字に折り曲げます。この時も空気を吹き込みながら形を整えます。
少し冷えて固まったら、底を再び温めて柔らかくします。平らな板に底を押し当て、低部の形を作ります。この後、冷却→研摩へと進みます。
さまざまなデカンタの工程
デキャンタ・オーの低部の窪み(写真 左)
この窪みは、デキャンタに指を入れて持ちやすくした形状。低部に木の棒を差し込み、深い窪みを入れていきます。
ネックの装飾(写真 右)
吹き竿を回しながら種を細長く付けていくと、デキャンタ「ソムリエ」などにみられるネックの模様(装飾)が出来ます。