生産年度によるマーク一覧表
リーデルグラスの生産年度を調べる
リーデルのグラスは何年に生産されたのか、一目で分かるようになっています。
調べ方は2通り、一つはグラスに貼られた「シール」ですが、使用時に剥がしてしまうため、貼ってあったらご参考にしてください。
もう一つはグラスの台座(底面)の刻印マーク、生産年度により刻印のデザインや方法が変わりますので、是非お手元のリーデルグラスをご用意いただき、ご確認ください。
グラス飲み口近くに貼られているシールは、リーデル工場の出荷年月を表しています。(生産年度ではございませんので、ご注意ください。)
リーデルグラスの台座(底面)には必ずマークが付いています。このマークにより生産年度が分かるようになっています。
1995年以前はハンドメイドおよびマシンメイドの区別が無く、全てのグラスに「CJR」マークがサンドブラストで刻印されていました。
ちなみに「CJR」は、グラス形状とワインの関係を世界で初めて発見、形にしたリーデル家9代目当主「クラウス・ヨーゼフ・リーデル(Claus Josef Riedel)氏」の頭文字です。
■ハンドメイド製品
1996年以降はハンドメイド製品(ソムリエ シリーズ等)のみ、筆記体の「Riedel」と「CJR」マークのダブル刻印がされるようになりました。
この「CJR」マークは毎年、微妙に形が変わり、作られたグラスの生産年度がわかるようになっています。
1998年から「CJR」→「GJR」に変わり、2006年からデザインが一新されました。これは9代目当主「クラウス・ヨーゼフ・リーデル(Claus Josef Riedel)氏」から、10代目当主「ゲオルグ・ヨーゼフ・リーデル(Georg Josef Riedel)氏」が最高責任者に就任した意味を持ちます。
さらに2014年からは11代目当主「マキシミリアン・ヨーゼフ・リーデル(Maximilian Josef Riedel)氏」のマークに変わりました。
■マシンメイド製品
ハンドメイドとマシンメイドをロゴマークで分けた1996年以降も、マシンメイド製品には「CJR」マークが継続されました。
2001年以降は「CJR」マークにブロック体の「RIEDEL」を組み合わせたデザインに変更され、2002年後半からは徐々に「CJR」マークの掲載は無くなり、ブロック体の「RIEDEL」マークのみの表示になります。
その代わりにグラス台座裏の中央部分には2014年生産を意味する「14」、2015年の場合は「15」のように数字の突起が付くようになりました。
※タンブラーや台座底の形状によりましては、生産年度の突起が無いグラスもございます。