リーデルのワイングラスやデキャンタができるまで
リーデルのグラス工場を訪ねて 4
リーデル本社・クフシュタイン工場のデカンタ製作
「コルネット」デカンタの工程
約1,100から1,200度の窯に吹き竿を入れ、先端に必要な量の種を巻き付けます。デキャンタの場合、グラスより多くの種が必要になります。
吹き竿の先端に付けた種を回しながら、梨の木で出来た型を押し付けて形を整えます。(梨の木は硬く、さらに濡らして使うことで、種が型につきにくくなります。)
少しずつ息を吹き込みながら吹き竿を振り、徐々に伸ばしていきます。最後は自らの重さでガラスが垂れ下がります。これが「コルネット」の自然な曲線となります。
少し硬くなったら、底を再度温めて柔らかくし、平らな板に押し付けます。
吹き竿から外し出来上がり。グラスと同様、冷却→彫字→研摩→検品を経て出荷されます。
クフシュタイン工場の様子は以下のリンクからもご覧いただけます。(別ウィンドウで開きます)
次は、今回最大の目的でもあったシュネガテルン工場です♪