リーデルの魅力とは?
グラスを変えるとワインが変わる
グラスデザインとサイズ
グラスは一般的にワインの欠点をあげつらうのではなく、ハーモニーを強調するようにデザインされています。リーデル社は、ワイングラスをワインの個性、すなわち香り、味わい、外観を引き出すための道具として検証し続けています。
個々のワインの微妙な特性、並びにブドウ品種の違いを充分に楽しむため、この目的に沿ったグラスを使用する事が非常に重要となるわけです。
グラスの形状は、香りの良否、強度と共にワインそのものの流れに関連性があり、ワインが舌のどの部分に最初に触れるかは、グラスの形状、大きさ、カップの縁の厚み、仕上げ(カットして磨かれているか、又は強化しているか等)さらにグラスの厚みも関連します。
お客様がワイングラスを唇にあてた瞬間、舌の味雷はすぐに口に入る飲み物を味わう準備をします。
ワインの流れは、口中の適切な味を感じる部分に導かれ、その結果として味の差異を感じる事ができる訳です。舌がワインと接触するや否や温度、舌触り、味の三つの情報が伝達されます。
BOURGOGNE 酸味が強く、タンニンは中ぐらいの最高の赤ワイン用。この形は、フルーティーさと甘味を強め、酸味を押さえる。ピノ・ノアールなどブルゴーニュタイプのどっしりした赤ワインに最適。 |
BORDEAUX 酸味は普通で、タンニンの強い最高の赤ワイン用。この形はフルーティーさを強め、苦味を押さえる。カベルネ・ソーヴィニヨンなどボルドータイプの赤ワインに最適。 |
(他社製品) 丸まった縁を持ったワイングラスは、ワインの流れを淀ませてしまい、酸味だけが強調された味を生む。 |
RIESLING 酸味が強く、フルーティーで軽い白ワイン用。この形は、フルーティーさと甘味を強め、リースリング・ワインに最適。 |
CHARDONNAY アルコール度が高く、酸味はそれほど強くないフル・ボディタイプの白ワイン用。この形は酸味を強め、シャルドネなどの辛口白ワインに最適。 |
CHAMPAGNE ヴィンテージシャンパン用。この形は、シャンパンの香りを引き出す。 |
- 形 状:
- 容量が形状を決定します。
- サイズ:
- グラスのサイズが重要となり、香りの良否、強度に影響を及ぼします。
グラスの空間部分はワイン並びにアルコール飲料の個性に従って決まってくる訳です。
赤ワインは大きなグラスを、白ワインは中程度のグラス、スピリッツは小さなグラスを使用するのは、アルコール分ではなく果実の特性を強調するためです。 - 注がれるワインの量:
- グラスになみなみと注ぐ事はやめてください。
赤ワインは4~5オンス(約120〜150ml)、白ワインは3オンス(約90ml)、スピリッツは1オンス(約30ml)程度 としてください。