Mr.Tの「なすに合うワイン」 |
以前「Wac News Letter」にも登場した某一流化粧品会社勤務のMr.Tです。
これは非常に難問ですねー。
わざと難しい問題をだしてるだろ。 |
●ナス田楽 |
●焼きおにぎり |
ワインじゃなくてよいなら、辛口さっぱり系の日本酒。(谷桜 生いき、黒龍)
ワインを選ぶなら、次の料理が出てくると仮定して、イタ物スプマンテの辛口。
次にいきなりステーキはないだろうし、くるなら焼き魚か野菜の煮物かねり物かもしくはお造りだろう。
シャンパンでも合うと思うが、イタ物の方がさっぱりしている。
スパークリング系以外なら、酸味のある白。
シャブリのステンレスタンク醸造も の、マコンの若いものシャトーヌフ・デュ・パプの白、イタ物のエストエストエストもあうかも。
しかし、田楽みそ自体が既製品だと柚子風味であったりするので、ベストマッチは 難儀。 |
このレシピならば、だしは合わせの濃い目がよいでしょう。
昆布だけのだしで、おにぎりに焼きたらこなどをいれるのもよいでしょう。
この場合のだしは、カツオやいりこではイマイチ。
よーく冷やしたリースリングがいいかな。Q.b.AかKABINETで十分。但し、ネギは万 能ネギにして少なめがよい。
ラインガウがフルーティですっきりしているのでお奨め。
モーゼル、フランケンものでは、ワイン自体が特長的で和食のだしとは合わないものが多いと思う。
また、ランクの高い甘口も、だしの風味とケンカしてしまって後味にどちらも
のこらず、つまらなく終わってしまうだろう。 |
▼お勧め▼スパークリング系 |
▼お勧め▼よーく冷やしたリースリング |
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スプマンテの辛口
シャンパンに代表されるように、発酵中の炭酸ガスを瓶の中に閉じ込めて、発泡性をもたせたワイン。ただし、一般にはスパークリング・ワイン、また
はフランスではムスー、ドイツではゼクト、イタリアではスプマンテと呼んでいる。アルコール度数は、だいたい9度〜14度で、ガス圧は3気圧から6気圧くらい。
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Q.b.A又は
カビネット
カビネットは通常の収穫時期に摘まれたブドウから作られた糖度の一番低いワイン。
ほのかな甘みと酸味があり、軽いワインとなっている。
Q.b.Aは上級ワイン栽培地域内で規格を下回る房からつくられているが、良い畑や醸造元を選べば得。カビネットより安く、普段飲むものとして最適。
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▼お勧め▼スパークリング系以外 |
▼お勧め▼フルーティですっきり |
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シャトーヌフ・デュ・パプ又は
エスト エスト エスト
エスト エスト エストはローマのあるラツィオ州、モンテフィアスコーネ村の有名な白ワイン。
この村のワインのあまりのおいしさに感動のあまり、エスト!(これ)、エスト!!(これ)、エスト!!!(これ)、と叫んだ言葉がそのまま名前になりました。
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ラインガウ
ラインガウはリースリングのコクと力強くいきいきとした酸味が特徴で、ワインの格付け基準が最も厳しい地域の一つです。
ナポレオン、ヴィクトリア女王、ビスマルク、ゲーテたちが絶賛し、こよなく愛した白ワインの最高峰ともいえる生産地ですが、ドイツ全体では3%足らずの生産量です。
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