中村店長の「Ambiente」訪問記

「フランクフルト・メッセ・アンビエンテ」はテーブルウェア、キッチンウェア、ハウスウェア、インテリア用品、ギフト用品、時計などなど参加国数92カ国、出品者数4,805社、展示面積はなんと!322,000平方メートルの世界最大の見本市です。

│  初日  │   2・3日目はこちら   │  4・5日目はこちら  │

2月19日(木)
 

成田空港のルフトハンザ航空出発ロビーには、アンビエンテに行くビジネスマンらしき人達で長蛇の列が出来ていてビックリした。
この「フランクフルト・メッセ・アンビエンテ」は世界最大級の見本市だけあって、日本からもテーブルウェアやキッチンウェア、ギフト用品を取り扱う店舗経営者や商社輸入担当者の多くが、このドイツで開催される見本市に足を運ぶ。
飛行機で約10時間の長旅(でも以前オリンピック前のスペインに行った時は18時間もかかった事を思えばたいした事は無いと思っていたが)、やっぱり椅子に座ったまま食事と飲み物を口にしていると、体が鈍り苦痛を感じるので、トイレにこもり運動をし始める。
年に数回も海外出張をしている社長はさすがに手慣れたもんで、機内快適グッズ(エアー枕、スリッパ、単行本数冊)を持って来ていたが、店長は数年ぶりの海外ともあり余計な物ばかり・・・荷物が重たいだけで役に立つものが無いのである。(反省)
機内食はジャパニーズフィッシュ(なんと「うな丼」)とジャパニーズチキン(チキンカレー)、何故チキンカリーと言わずジャパニーズチキンと言われるのか謎である。
フランクフルト空港を降りると出国カウンターはまたもや長蛇の列・・・隣のカウンターが開いたので、すかさず動いたにもかかわらず、その審査員が几帳面で逆に時間がかかってしまった。
荷物をベルトコンベアから取り、空港から出るときに社長は素通りで出れたにもかかわらず、店長はどうも日本人に見えないらしく、パスポートの提示をさせられた。
空港からフランクフルト中央駅近くのホテルまで列車で移動したが、風景がTV番組の「世界の車窓から」を見ているみたいで、新鮮味があった。
ホテルに着くや否や、ドイツに転勤している高校時代の友人と連絡を取り合い、明日の夕食を約束。
友人はドュッセルドルフ在住で、当日は車で2時間半もかけて会いに来てくれると言うのだ。
明日はアンビエンテ、幕張メッセの10倍はあると言われているテーブルウェアだけでも世界最大の見本市のために、フランクフルト市内観光もせず早めに休む事にしまーす。

ちょっと一言(レンタル携帯電話に付属の便利アイテム)
各国毎に事なるコンセントプラグを1個の変換プラグで対応出来る「合体型電源変換アダプター/ゴーコン(城下工業株式会社)」。これすごく便利でした。
http://www.warrior.co.jp/html/power2.htm


2月20日(金)アンビエンテ1日目
 

時差ボケの影響か、朝5時半に起床。
この時期のドイツの日の出は遅いものの、まだ薄暗い7時からホテル裏の工事現場が開始する。窓を閉めていても頭が痛くなるほどの音・・・これが毎日続くと思うと、憂鬱になる。
今日から出張の目的でもあるAmbiente:フランクフルト・メッセ・アンビエンテ(世界のテーブル、キッチン&ハウスウェア見本市)が始まる。
会場のメッセまでは、ホテルから徒歩10分程度。朝10時に会場入りし、案内図を見てビックリ!
幕張メッセほどあろうかと思う建物が1号館から10号館まであり、各館はバスで移動をしなければ廻りきれないほど、規模が大きい。


▲2号館(奥のタワーは出展者用ホテル)

▲3号館

▲4号館

▲5号館

▲10号館から9号館を望む
 
早速、バスに乗り込み目的のテーブルウェアがある9号館に繰り出した。
まず最初は、キャップカット・フォイルカッターでおなじみのBOJ、新商品のエアーコルク抜きを紹介されるが、いまいちピンと来ない。
続いリヒャールツ、若き社長と話をし、新商品の説明とヴィンチュラ&ミニライトのギフトボックス、ピクニック&水筒のセットを薦められる。

リヒャールツのブース

ブース自体は大きくは無いものの、デザインの良さで人目を引く。
リヒャールツはフランクフルト市内のヘンケルスショップや三越などのお土産屋でも販売されているほどメジャーな商品で、そのクオリティの良さには定評がある。

画像左側に立っている人が若き社長の「Stefan Richarz」氏。


次にSCIP社、サナジェスト社長とキャサリンさんに歓迎され話を始めるが、途中でアメリカ大手通販会社が現れ、後程伺う約束をする。
スクリュープルやジーガー、モノポールのブースで新商品がないかをチェックした後、オーストラリアの面白い商品を発見。それはボトルに取り付けワインを注ぐだけでまろやかになるデキャンティングポアラーの超簡易版みたいなもの。
価格が安く、効果次第ではヒットの予感がするので、サンプルを貰ってきた。
SCIP社と約束の時間になったので再び訪問、総輸入元の文祥堂担当者(柔道で群馬県1位になった事がある女性)と会い、ブース内でランチを食べる事となった。
生ハム、サラミ、フォアグラ、チーズ、パンにシャンパンとランチでは有り得ない持て成しを受け、シャトーラギオールの左利きについて要望を伝える。


中村店長 サナジェスト社長 キャサリン氏 文祥堂担当者

食事と一緒にご馳走になったマグナムシャンパン(1500ml)。
毎日おにぎりを食べてる店長にとっては、なんとも贅沢で豪華なランチでした。

次にデキャンティングポアラーのメーカー「MENU」でスマートデザインの陶器製マグカップ(これがなかなかGOOD)を発見。アイスレスクーラーと同じ2重構造となっていて、マグカップ内側の熱を外側に伝え難くくなっていて、ブース内で出されたコーヒーも熱さを感じる事も無くカップを持つ事が出来たし、さらに冷め難いのが嬉しい。このマグカップとスポイトを使ってドレッシングや醤油がさせアイデア商品に興味がある事を伝える。
次にレオポルド、4色のボトルロックに、カード型温度計が目を引いた(日本人にウケるかは微妙)
また途中で、ワインに泡の空気を送り込み開かせるアイデア商品を発見。空気は商品の重り部分を引き上げて、その自重でゆっくり空気を送り出す仕組みとなっていて、電池を使わないところが受けていたが、見るからに高そう。
その隣のブースで、またもや面白い商品を発見!
細いチューブのステンレス棒を冷凍しておき、白ワインに挿入、ワインを注ぐと冷えたチューブを通ってワインが注がれるため、一瞬にして冷えたワインが楽しめるもの。メール連絡をする約束を交わす。
次に2段フックでおなじみのプルタップスソムリエナイフメーカー「PULLTEX」社。パッケージ変更商品と新商品のサンプルを持ち帰る。

ここでタイムアウト!結構見たつもりでも、まだ9号館の2フロアーしか見ていない。
明日は急いで見ないと、見きれましぇーん。

│  初日  │   2・3日目はこちら   │  4・5日目はこちら  │



このページはLinkFreeですが、管理の都合上、一言メールにてお知らせ願います。
無断転載、複製する事は著作権法第19条、37条によって禁止されています。

Wine Accessories Creation Co.,Ltd.
#109 3-3-9 Kamioosaki shinagawa-ku, TOKYO 141-0021 JAPAN
Phone : 03-5447-1041 / Fax : 03-5447-1042
電話の場合はAM 9 : 00 〜 PM 6 : 00(土・日・祭日を除く)